ヤ ングイン・高松(草津温泉)
★★★
3.5
http://www.h-takamatsu.com/
最終入湯日 : 2005-3/12
訪れた回数 : 1回

場 所
群馬県吾妻郡草津町312
泉質
酸性、硫酸塩塩化物泉 (湯畑源泉)
風呂の種類
男女別内湯 ・ 露天
電話
0279-88-3011
料金
素泊まり : 3000円前後 〜
 − 草津温泉 −

温泉の自然湧出量日本一を誇る、日本を代表するの温泉地の一つで、古くから名湯として名高い。
泉質は強酸性の含硫黄泉。多くある源泉のうち、「白旗」「湯畑」「地蔵」「西の河原」「万代」「煮川」の6つが有名。
「草津の湯で直せないのは恋の病だけ」と言われるほど効 能豊かで、湯治目的の方も多い。無料の共同浴場が18箇所あり、誰でも気軽に湯めぐり出来るのも非常にありがたい。
今回宿泊したのは、ホテル高松に併設された素泊まり専用宿、ヤングイン・高松です。
建物は別ですが、チェックインやアウトの受け付けはホテル高松のフロントで行い、お風呂も
ホテル高松の物を使用します。さながら、ホテル高松=旅館部、ヤングイン高松=湯治部
といった感じでしょうか。

まず、ホテル高松のフロントで受付を済ませると、「あちらの車でご案内致します。」と、正面
玄関に停まっている送迎用のワゴン車に案内されます。
一瞬、「え?そんなに離れているの?」と思いきや、車で移動したのはたったの50メートル程度。
そりゃそうです。先ほど説明した通り、ヤングイン高松はホテル高松と同じ敷地内に併設され
ているので、とても近いのです。
むしろ、車を切り返したりしている方が時間かかると言うものです。
「何を無駄な事しているんだかなぁ〜・・・」と思いつつ、丁寧な案内に感謝する。

部屋は良くも悪くもビジネスホテルといった感じです。
テレビ、ベッド、ユニットバス、冷蔵庫等、一通りの物が揃っているのですが、何か違う。。。
そう、欠けている物は温泉情緒です。折角草津にいるのに、何だか駅前のホテルに泊まって
いるような錯覚すら覚えるような部屋です。折角宿泊料金が安く、自炊湯治目的にも使えそうな
感じだったのですが、肝心のキッチンはありませんでした。
うーん。私個人的には、ユニットバスの代わりに台所がついていれば良かったのに。そのうえ
和室だと更にGoodなのですが・・・
でも、浴衣や手ぬぐいなどは、下手な旅館よりも余程良い生地を使った物が用意されており、
デザインもなかなか良かったです。

ヤングイン高松には温泉がありません。(部屋にあるユニットバスは水道水使用)
温泉に入る場合、本館であるホテル高松の大浴場が24時間いつでも利用出来ます。
外湯(共同浴場)が充実した草津の場合、宿の風呂が無くてもあまり痛手では無いのですが、
無料で24時間使えるというのは非常に有り難い。
ただし、「温泉入って、浴衣を着て、お部屋でゆっくりくつろごうかなぁ〜・・・(はぁと♪)」
なんて考えていると、とんでもないしっぺ返しを食らいます。

折りしも私が宿泊した日は、気温が氷点下8度で雪の降るとっても寒い日でした。
「さて、寝る前に一風呂浴びてくるか・・・」と思い、浴衣を着てヤングインを出ると、強烈な寒さに
身が凍える。「たかだか50メートル程度、なんのその・・・」と思いながら歩くが、あまりの寒さと、
雪で滑りやすい足下のため、短いはずの建物同士が矢鱈と長く感じます。
やっとついた本館。中に入ってしまえばこっちのモノ。温泉で程よく暖まり、さて、帰る時がまた
地獄です。さっきまで湯気が出ていた髪の毛は凍りつき、湿っていた手ぬぐいもカチカチになる。
湯上りポカポカだった体は瞬間冷却され、身をこごめて肩を震わせていると、ついさっきほぐされた
筋肉が再び硬直するのが分かります。
必死な思いで宿に戻ると、「湯上りポッカポカ♪」なんて感じはどこにも無く、「あー、寒かった。」
という感想しか残りません。

しかしまあ、色々と苦言に似たような事を言ってみましたが、ここの最大の魅力は、
「草津に格安で泊まれる事!」の一言に尽きます。
色々とある不便さも、「安い」という一言の元に、どーだって良い問題に思えてきます。
共同浴場「煮川の湯」や「大滝の湯」が目の前という、立地条件の良さと、夕食時間等に
束縛される事無く、自分のペースで好き勝手気ままに出来る利便性の良さ。
私のように、草津に来る目的が共同浴場巡りの人や、旅館の食事なんか要らないから、安く
泊まってひたすらスキー三昧したい人とか、目的がハッキリしている人にはかなりオススメ
出来る宿です。



本館の大浴場です。湯船は2つあり、大きい方は熱めで
20人一度に入っても窮屈で無いゆったりスペース。
小さい湯船は少しぬるめで、3人入ったら狭い程度の
大きさです。
お湯は湯畑源泉。
酸味はあるものの、硫黄臭とかは殆どせず、湯花も無い
無色透明のお湯です。

露天は大浴場の脇にオマケみたいな感じでついている、
こじんまりとしたもの。
湯船に入っている分には大丈夫ですが、立っていると滝下通り
から上半身が丸見えになります。
こちらもお湯も湯畑源泉で、ちょこっとだけ浮遊物がありました。
湯花・・・?

雪の降る中、雪見露天を堪能させて頂きました。