かしはや旅館 (伊 香保温泉
★★★★ 4.5

最終入湯日 : 2009-3/19
訪れた回数 : 2回

場 所
群馬県渋川市伊香保町伊香保12
電 話 0279-72-2050
風 呂の種類
内湯×1
料 金
500円
営 業時間
要相談





飲 泉
循 環
塩 素
加 温
加 水





 
カルシウム・ナトリウム-硫酸 塩・炭酸水素塩・塩化物温泉
(本泉 <混合泉>)
40.9度 / ph6.4 / H9.7.18
Na+ = 105 / K+ = 10.2 / Mg++ = 29.5 / Ca++ = 142
Fe++ = 8.28 / Mh++ = 1.42 / Cl- = 118 / SO4-- = 301
HCO3- = 282 / H2SiO3 = 177 / HBO2 = 7.7 / CO2 = 98.6
成分総量 = 1280mg







「処々や」で立ち寄り湯をして、石段街を散策しながら歩く事に。すると、処々やからすぐの
所に一軒のお宿を発見。「かしはや旅館」さんだそうです。
なんと言うか・・・ これまた、私が思い描いていたお洒落なるるぶ&じゃらん系の伊香保と
は全く異なる、実に鄙びていて、素朴なお宿です。
外から中を覗いてみましたが、やっているのだかやっていないのだか、全く分かりません。
でも、それがまた実にそそられます。
とりあえず中に入ってみました。内部はまるで民家のような、とても狭い作りで、人と人が
すれ違うには、譲り合わないと通れないような作りです。

「ごめんくださーい!」と、呼ぶと、玄関脇で初老の女将さんがお茶を飲んでいらっしゃい
ました。「はい、何でしょう!?」と、とても元気な女将さん。私が「すみません、立ち寄りで、
お風呂だけなのですが、良いですか?」と、恐る恐るお伺いすると、「あ、お風呂!?あぁ、
どうぞどうぞ!上がって上がって!」と、これ以上無いほどに感じよく快諾!
「あらぁ、どこから来たの!?」「タオルある?」「お風呂はその奥よ!」「バスタオル出す
からね」「あ、これ手ぬぐい。あげるから使って!」と、宿泊客でも無いのに、これでもかと
言うほどの猛烈歓迎ぶりです。私が「お金は・・・?」と聞くと、「500円!」との事。お渡し
すると、深々と頭を下げて受け取って下さいました。なんだか、こちらが恐縮してしまいま
す。お風呂は内湯がひとつあるだけで、貸切で利用するみたいです。「入浴中にしとくから、
ゆっくりしてって!」との事です。



さて、そのお風呂。見た瞬間に身震いしまし た。狭いっ!一般家庭のお風呂
だと考えれば結構大きい部類なのでしょうが、旅館のお風呂だと言われると、
実に小さい。
でも、この造りは、泉質重視な私にとっては、背筋が凍りつく程に素晴らしい
物です。
早速入ってみました。身を沈めると、沈めた分だけ、ザバーっと気持ちよくお湯
が溢れます。
42度程の適温で、長時間でもじっくりお湯の中に浸かっている事が出来ます。
肌触りはシットリとする物で、強い金気臭。暫く誰も入って居なかったのでしょう
か、お湯の表面には結晶状の湯花が舞っていましたが、溢れたタイミングで
すっかり無くなってしまいました。
当然、循環などはしていません。源泉そのまま、一切手が加えられていない
生のお湯です。

ひょうたん型の湯口からは、ドボドボと新湯 が投入されています。口に含むと
実に不味い!
浴槽内のお湯は、鮮度抜群ですが、濃厚過ぎる感じで、茶色い湯花が無数に
舞います。
持参のタオルがすっかり茶色く変色してしまいました。
温めですが、暫く浸かっていると、体が芯から温まり、汗が止まらなくなります。
「処々や」に引き続き、こんな素晴らしいお湯使いをする宿が、石段街にあった
なんてっ!
伊香保を避けていた自分自身の未熟さを反省すると共に、処々やに続いて、
私の中の伊香保株がストップ高で急騰しました。


30分ほどゆっくりした後出ると、女将さんが「あらぁ、もう出たの!?」「ちょっと待って、今
お茶を入れるからね!」との事。でも、はしご湯で他にも色々と行きたかった私は、お茶を
辞退。すると女将さん、「また立ち寄ってねぇ!」と、とても感じよく見送りして下さいました。
この女将さんと時間を気にせずお話したいなぁ。
聞けば、宿泊は8000円からとの事です。石段街の一等地でこの金額は嬉しい!私が、
「次回は是非泊まりにきます!」と言うと、女将さん、連絡先だと言って、ライターを下さい
ました。

まだまだあるのですね、こう言う、人と人が触れ合える、素晴らしいお宿。
ただお風呂で立ち寄っただけなのに、まるで親戚の家に来たかのような、暖かいおもてなし
と、真心こもったサービス。
また、湯使いが堪らなく良いです!おそらくですが、伊香保の本泉を、一切手を加えず、鮮
度良く、一番理想的な状態で使用している施設(ジモ専以外)が、ココなのでは無いでしょうか。
今度は是非とも泊まりで利用し、女将さんと心いくまで会話して、お湯を時間忘れて堪能し
たいと思いました。



2009年 3月 19日 − 再訪&宿泊

素泊まりで利用しました。一泊5000円で す。
友人合わせて4人で宿泊したのですが、3階部分を丸ごと貸切で利用させて
頂けました。
広々と使えてとても気持ち良いです!
石段街を見下ろす事が出来る御部屋も素敵です!

お湯は相変わらずの、素晴らしい物です。小さな湯船に、ドバドバ掛け流し。
内湯がひとつしか無く、男女入れ替わって利用しなければならないのですが、
この鮮度の良さを考えれば、それはデメリットではありません。
滞在中、何度となくお風呂に浸かり、伊香保の金泉をベストな状態で存分に
堪能しました。

ココには、また泊まりに来たいです!