かたくりの湯(林 温 泉)
★★★★
4.0

最終入湯日 : 2009-3/20 訪れた回数 : 3回

場 所
群馬県吾妻郡長野原町大字林字宮原570
泉 質
ナトリウム・カルシウム−塩化物温泉
風 呂の種類
男女別内湯
電 話
無し
料 金
300円
営 業時間
9:00 - 17:00











源 泉
鮮 度
個 性
風 情
鄙 び
環 境
飲 泉
循 環
塩 素
加 温
加 水











一 言コメント

アブラ臭の強い、とても個性的なお湯でした。






林温泉「かたくりの湯」は「岩陰の湯」と同じく、八ツ場ダムの建設計画に伴って生まれた
温泉の一つです。
私がよく行く草津や万座の途中にあるのですが、いつも素通りしていました。
アブラ臭がする個性的なお湯が沸いていると言う話を聞き、それならば是非とも入って
みたいと、行ってみる事にしました。

このかたくりの湯、実に分かりにくい所にあります。私は到着するまでに、2度も地元住人の
方に場所を聞きました。それでもなお迷い、発見した時は感動的でした。(大げさか?^^;)
建物と建物の間にあり、余程慎重に探さなければ見つからないです。
八ツ場ダムの広報センター「やんば館」で周辺地図を貰えるそうなので、行かれる方は
事前に確認しておくと良いでしょう。

さて、建物内部ですが、岩陰の湯と全く同じ で、簡素な造りをしています。
簡単な脱衣所があり、浴室内にはホーローの湯船が一つ。いかにも地元住人
専用と言った感じの風情で、とても鄙びていてかえって落ち着きます。
お湯は、少し白濁気味ですが、ほぼ透明なもので、湯底がハッキリ透けて見えます。
湯口にはプラスチックのパイプが取り付けられており、角度をつけて湯量調整
するものです。
この辺の造りも岩陰の湯と全く同じ。湯船に入らなかったお湯は、洗い場に惜しげ
もなく捨てられていました。

で、期待していたお湯の特徴ですが、ビックリするほどアブラ臭です。石油を混ぜたかのよう
な強烈な臭いで、思わず新潟の新津温泉を思い出してしまいました。

浴槽内の温度はおよそ43度で適温です。ただ、湯口のお湯は55度近くとかなり高温で、素手
で触ると火傷しそうです。この湯口からのお湯、新鮮なだけあって、更にアブラ臭が強く、癖にな
ってしまいそうな感じです。思わず、湯口近くに陣取って、ゆっくり寛いでしまいました。
お湯を飲んでみた印象は、ハッキリと分かる塩味と、不思議な渋みがあります。
石油を飲んだことは無いので比較出来ませんが、臭いほど強烈な味ではありませんでした。

なお、同じ日の別時間帯に入浴した、アブラ臭温泉の第一人者、「アブラ童子さん」によると、
この日はいつもよりアブラ臭が控えめだったとか・・・
うへー・・・!
じゃあ、いつも通りの臭いだと、どれほど凄い事になっているのだろうか・・・?
草津には結構行きますので、もっと強烈なアブラ臭を確認するべく、今後はちょくちょく立ち寄って
みたいと思いました。


うーん・・・
この施設も、八ツ場ダムが出来ると沈んでしまうそうな。
源泉は生き残るのですが、ダムの影響で泉質が変わってしまわないのか、はたまた、使い方が
変わってしまって、アブラ臭がしなくなってしまわないのか・・・
不安でいっぱいですね。
とりあえず、ここでも書いておきますが、ダム建設反対!



2007年 7月 16日 − 再訪

草津や万座へ行く際など、何度も目の前を通っておきながら、なかなか再訪せずに素通り
してしまっていたかたくりの湯。久しぶりに訪れる機会を得ました。
外観や造りなどは、以前訪れたときから何も変わっておらず、相変わらず分かり辛い場所
にあります。ほっと一安心したと同時に、「ダム計画はどこまで進んでしまったのだろう」と、
不安もよぎる。

内部の造りも、前回訪れた時のままです。相変わらずのポリバス浴槽に、お湯がザバザバ
と注がれていました。
アブラ臭も健在です。ツルツルする肌触りが心地良い!
でも、このアブラ臭、前回訪れた時よりだいぶ弱い気がします。この前はもっと揮発性の
灯油臭だったのですが、今回は硫黄臭の方が強くなってしまったような印象。
季節的なものかな? それとも、源泉自体が少しずつその性格を変えてしまっているので
しょうか・・・?
うーん、なぞです。
とりあえず、今後はもう少し頻繁に再訪し、源泉の状態を確認したいと思いました。



2009年 3月 20日 − 再訪

再訪しました。
やっぱココのお湯は良いなぁ〜!
暫く誰も入っていなかったのか、お湯は46度程ある熱めです。
アブラ臭もしっかり感じる事が出来て、とっても気持ち良いです。
いつまでも変わらずこのままあって欲しいと思いました。
また来たい一湯です。