石屋旅館 (玉 山鉱泉)
★★★ 3.5

最終入湯日 : 2010-1/9
訪れた回数 : 1回

場 所
福島県いわき市四倉町玉山字湯ノ口5
電 話 0246-33-2745
風 呂の種類
男女別内湯
料 金
500円
営 業時間
9:00 - 16:00くらいまで(要確認)





飲 泉
循 環
塩 素
加 温
加 水





 
亜留加里性炭酸泉と書かれた古 い成分表アリ





福島県は、言わずと知れた温泉天国です。でも、それは会津と中通りに限っての話しで、
浜通り(太平洋側)は、有名どころはいわき湯本くらい。温泉マニアにとっては、あまり縁の
無さそうな土地・・・
と、思ったら、大間違いです。実は、いわき湯本があるいわき市周辺は、密かに温泉天国
だったりします。
正確に言うと、鉱泉天国なのです。この一帯には、細々と頑張っている歴史ある鉱泉宿が
数多く点在しているのです。
その中のひとつがここ、玉山鉱泉。3軒のお宿が、寄り添うように建っています。
今回はその中から、石屋旅館さんに立ち寄ってみました。
なかなか趣のある門構えをした、渋いお宿です。



お風呂は内湯のみで、男女別です。
浴室はシンプルですが、お宿の趣から想像するより、とても綺麗で
新しい印象です。
御影石が張り合わさった石造りの浴室で、正面に湯船がひとつ、
左右に洗い場が数人分配置されていました。

さて、そのお湯。無色透明ですが、じっくり 目を凝らしてみると、光の加減か、
僅かに濁って見えるお湯です。鉱泉なので、当然沸かされたものです。
また、温度維持の為に、循環がされています。湯使いは理想的と言えないもの
の、お湯の感触は悪くありません。
不快な塩素臭は一切せず、僅かな芒硝臭にも似た温泉臭がします。

適温で、入浴した感じは、僅かにツルツル。ただ、それと同時に、芒硝系のビリ
ビリも感じます。お湯から上がると、少しだけサラサラした感触が残ります。
大雑把な印象だと、僅かな芒硝と石膏、あと、炭酸イオンとメタ珪酸あたりが少
しずつ入っている感じです。「お、すげぇ、成分分かるんだ!」と思ったアナタ、
うん、違うんだ。適当にいろんな成分を言っておけば、きっとどれか入ってるに
違いないですからね、うん。

湯口は蛇口になっており、ここを捻ると冷たい冷鉱泉の源泉を注ぐことが出来
ます。温度が低いので、お湯の香りは微弱で嗅ぎ分けるのが難しいです。
口に含んでみると、僅かに甘みを感じます。何が正体だか分かりませんが、
もしかしたら多少硫黄も入っているのかも知れませんね。

 


それ程特筆するような泉質ではありませんし、特徴も控えめです。でも、入ってホッとする
ような、素朴な魅力が伝わってくる、良いお湯です。
自宅のお風呂がこんなのだったら、喜んで毎日お風呂を沸かして入るのですけどね。
あ、ちなみに、私は自宅ではシャワーしか浴びない人です。だって、温泉の魅力を知って
しまうと、自宅の湯船に浸かるのは、色んな意味で味気なくて。ま、どうでも良いですが。

ともあれ、なかなか良いお湯でした。
浴後、女将さんとも色々とお話が出来て、とても印象が良かったです。
もし近くを通る事があれば、是非とも寄ってみて欲しいと思った、素敵な一湯でした。