安 達屋旅館(高湯温泉)
★★★★☆
4.5
http://www.naf.co.jp/adachiya/welcome.stm
最終入湯日 : 2005-2/13
訪れた回数 : 2回

場 所
福島県福島市町庭坂字高湯21
泉質
酸性硫黄泉 (含石膏明礬硫化水素泉)
風呂の種類
男女別内湯・露天・薬師風呂など多数
電話
024-591-1155
料金
日帰り料金 : 700円

  - 高湯温泉 -

蔵王、白布と並び、奥州三高湯として知られ、古来より栄えて
きた温泉地。吾妻山の中腹、標高750メートルの位置にあり、
成分の濃い白濁硫黄泉が豊富に湧き出る。効能が高い事でも
知られ、観光客だけでなく多くの湯治客が訪れる。

 

9月12日、蔵王で宿泊をした帰り道に、日帰り温泉で利用をする。
高湯の硫黄泉は成分が非常に濃い良泉として有名で、かねがね訪れて
みたいと思っていた温泉地です。
山形蔵王から国道4号線を使い、福島駅付近まで南下する。その後、4号線
を離れ、高湯温泉がある吾妻高原方面へ車を走らせる。
暫くすると、それまでまっすぐで平坦だった道は、だんだんカーブも勾配も
急な山道に入った。
「いよいよ高湯温泉に入れる・・・」
憧れていた温泉に入れると言う事もあり、私の胸は否が応でも高鳴る。
この先どんな悪路が待っていて、そしてどんな素晴らしい温泉地が私を
迎えてくれるだろうか。そんな事を考えながら車を走らせていると、気が
ついた時には高湯温泉に到着していました。意外とアッサリ到着して
しまい、しばし呆然。

気を取り直し、今回の日帰り温泉、「安達屋」を探す。何故ここを選んだ
かと言うと、たまたま自遊人の「温泉パスポート」を持っていて、それを
持参すれば無料で入浴出来るからです。我ながらセコいです・・・
安達屋は通り沿いにあり、すぐに見つかりました。こんな所にタダで入って
も良いんだろうかという程に立派な旅館です。
まず受け付けで温泉パスポートに判子を押してもらう。彼女の分と合わせて
2冊。受け付けの女性に「御利用は一時間以内でお願いします。」と言われた。
だが、これは別にタダ入浴だからという訳ではなく、日帰りの人誰に対して
でも言っている様子である。日帰り料金だけで半日居座る人もいるみたい
ですし、時間制限はある程度仕方が無いかな。
折角の機会、時間いっぱい、思う存分温泉を楽しませて貰おうと、足早に
お風呂へ向かう。

まず最初に入ったのは、内湯「不動の湯」。ちょっと熱めのお湯がゴボゴボと
凄い勢いで掛け流しにされている。源泉は透明だが、浴槽のお湯は噂通りで、
青白く濁っています。噂に違わぬ硫黄臭が心地いい。
次に入ったのが、不動の湯と脱衣所を同じにする、大気の湯。広々とした
露天で、打たせ湯、寝湯、洞窟風呂、水飲み場などがあり、それぞれ仕切りや
屋根がついていて、ぱっと見だと時代劇に出てくる農民の集落みたいな趣が
あります。
お湯はぬるめで、とても浅い。目一杯体を伸ばし、ゆっくりとくつろげます。ここ
も青白く白濁した硫黄泉です。
最後に、一旦服に着替えて、上記2つの湯から離れた所にある「薬師の湯」に
入る。ここのお湯も白濁した硫黄泉。ただ、他とは若干泉質が異なるらしく、
濁り方や臭いも少し大人しめでした。それでもとても気持ちが良いお湯です。
運悪くお金持ちそうなお爺さんの団体と一緒になってしまい、「ここのお湯は
塩原と一緒だ!」「いや、別府も確かこんなお湯だった!」「白骨と同じ入浴剤
が入っているかも知れんぞ!」と、かなり当て外れな温泉談話を聞かされ、
ちょっとウンザリしましたが、お湯がとても気持ちよく、しっかり時間一杯入って
しまいました。

今回は日帰りでの利用でしたが、こんなに良いお湯を、夜に浸かる事が出来
れば、どんなに気持ちが良い事でしょう。
決して安く泊まれる旅館ではありませんが、次回は是非とも宿泊で利用した
いと思いました。