旅館こいと (い わき湯本温泉)
★★★★ 4.0
http://koito-inn.co.jp/
最終入湯日 : 2010-1/9
訪れた回数 : 1回

場 所
福島県いわき市常磐湯本町笠井1
電 話 0246-42-2151
風 呂の種類
男女別内湯 ・ 露天風呂
料 金
800円
営 業時間
11:00 - 15:00





飲 泉
循 環
塩 素
加 温
加 水





 
含硫黄-ナトリウム-塩化物・ 硫酸塩温泉
(常磐湯本温泉 湯元温泉源泉)
59度 / ph8.1 / H12.11.29
Na+ = 523 / K+ = 16.2 / Ca++ = 59.8 / Sr++ = 0.8
Cl- = 556.6 / F- = 5.3 / Br- = 2.1 / HS- = 9.5
SO4-- = 390.3 / HCO3- = 106.9 / CO3-- = 6
HPO4-- = 1.9 / H2SiO3 = 45 / HBO2 = 15.2
H2S = 0.8 / 成分総計 = 1743mg







いわき湯本温泉街の一角にある、規模の大きめなお宿です。すぐ隣に古滝屋があるので、
分かりいやすいと言えば、分かりやすい所にあります。
立ち寄り入浴にも積極的で、結構遅い時間でも受け入れて下さいます。入浴料は、少々
高めで、800円。どうしようか少し迷いましたが、同じ日の直前に入ったと言う友人が、
とても良かったと煽るので、いてもたってもいられずに行ってきてしまった次第です。


さて、そのこいとさん。館内は結構新しく、 清潔に手入れされている
様子が伺えます。
お風呂は1階の、廊下を歩いた先にありました。折しも連休最初の
土曜日、結構多くの宿泊客で賑わっています。

まずは内湯。脱衣所から入って、右側に湯 船、左側に洗い場がずらりと並んで
います。
縦長な造りをした浴室で、室内は湯気でモウモウに曇っていました。
さて、そのお湯。湯船は手前と奥の2つに別れています。早速手前側に入って
みたのですが・・・
掛け湯したら、熱くて声が出てしまいました。少し体が冷えていたせいもあって、
ビリビリと来ます。しっかり掛け湯して、ゆっくりと体を沈める。体感で45度くらい
でしょうか、暫くしたら体が馴染み、気持ちよくなってきました。
いわき湯本の公衆浴場は、押し並べてどこも熱めですが、旅館、しかもこの規
模の所で、この温度のお湯があるとは予想していませんでした。

お湯の印象は、ガツンと入り応えのある、食塩系の硫黄泉です。いわき湯本の
共有源泉ですので、他所の施設で入った印象と大きく違う事はありませんが、
源泉の投入量が多く、また、熱めの温度も手伝って、とても鮮度が良く感じます。
お湯から香る硫黄臭も強くて、思わず頬がゆるみます。肌触りはシットリ系で、
ズシリと重く、成分が肌に染み入るような感覚を楽しむ事が出来ます。
湯口からは素手で触ると火傷しそうな、熱いお湯が惜しげもなく注がれていま
す。勿論掛け流しです。

奥の湯船は、それより2度程度低い、ほぼ適温のお湯です。こちらも鮮度が良く
て、とても印象の良いお湯です。
泊り客の多くは、この適温浴槽に入っていました。好みに応じて温度を選べるの
は嬉しい配慮です。

 


続いて露天風呂。内湯の奥にドアがあり、そ こから出るとすぐに岩風呂が
あります。
屋根が掛かっており、建物の谷間にあるような造りで、開放感はありません。
ただ、内湯が湯気で蒸していたので、外気に晒された露天は結構快適です。
ここのお湯も、勿論温泉。温度は42度ほどで適温です。これはこれで、悪く
ありません。
いやぁ、正直、800円って高いと思いましたが、このレベルのお湯であれば、
文句はありません。
これだけの規模があるお宿なのに、良いお湯使いで、嬉しくなりました。

結局、一緒に来た友人と温泉談義をしながら、1時間近くの時間を過ごしてしまいました。
しかも、その友人が、とんでもない温泉マニアなのです。私は始終聞き役に回ったのです
が、色々と詳しくて勉強になります。
自分はまだまだだなあと身に沁みてしまいました。でも、それだけ楽しみが残っていると
言う事で、悔しいよりも、嬉しいの感情が強かったです。

温泉に浸かり、温泉談義をする。まさに至福のひと時を過ごす事が出来た、思い出深い
一湯でした。