なりや 旅 館(湯ノ沢温泉)
★★★★
4.5

最終入湯日 : 2005-5/3
訪れた回数 : 2回

場 所
青森県南津軽郡碇ヶ関村湯ノ沢
泉質
酸性含明礬・緑礬−芒硝硫化水素 泉
風呂の種類
男女別内湯
電話
0172-45-2402
料金
入浴 : 300円

  - 湯ノ沢温泉 -

碇ヶ関ICから国道7号線を南下。秋田との県境手前で脇道に
入り、5分程走った所にある山間の温泉地です。
現在は3軒の旅館がある。手前から、「湯ノ沢山荘」「なりや旅館」
「秋元温泉」。それぞれ特徴的で、非常に濃いお湯を楽しめる。





2005年ゴールデンウィーク、湯ノ沢温泉巡りで最後に訪れたのが、ここ、なりや旅館です。
事前に「秋元温泉」と「湯の沢山荘」で入浴をしてきた後だったので、か なり疲労が
溜まっていましたが、「今入らなければ、次来るのは来年になってしまう!」と、自分に
言い聞かせ、体に鞭を打っての入浴となりました・・・

さて、外見ですが、あまり気取らない、どこにでもありそうな古びたお宿です。
しかし、いきなり驚かされたのが、玄関のドア。なんと、自動ドアなのです。
まさかこんな山奥で自動ドアが出迎えてくれるとは思いませんでした。ちょっとビックリ。

中に入ると、フロントにお婆ちゃんが一人。
夜も8時をちょっと過ぎ、遅い時間だったので、恐る恐る「あのぉ、日帰り入浴はまだ出来ますでしょうか?」
と尋ねると、お婆ちゃん、時計を見つめてだまーってしまいました。
「あぁ、こんな遅い時間じゃ、もう駄目かな?」と、少し諦めかけたとき、
「今の時間は、第一浴場は女性専用だよ。9時過ぎたら混浴だから、入っても良いよ。」と、嬉しいお返事
を頂けました。どうやら、女性専用時間の確認をしていたみたいです。
このお婆ちゃん、最初は無愛想な方かと思ってしまいましたが、第一浴場と第二浴場への行き方や
お湯の違いなどを、懇切丁寧に説明してくれ、実はとっても親切でした。
ちょっとスローペースですが、それがまた「ほんわか」していて、何となく癒されます。

さて、第一浴場は女性専用時間だったため、私は第二浴場、彼女は第一浴場へと向かう。
第二浴場は硫黄泉で、基本的には混浴ですが、脱衣所は男女別です。
また、ちゃっかり女性用脱衣所の奥には女性専用の小さな浴室があるので、正しくは
混浴+女性専用という感じです。
女性が混浴風呂を利用するには、一旦男性用の脱衣所内を通過して浴室に向かう必要があります。




さて、混浴の浴室ですが、開けると物凄い熱 気と湯気、硫黄臭が襲ってきます。
中には楕円形の湯船が一つ。4〜5人程度入れる大きさのもので、真っ白な
お湯が掛け流されています。
こちらのお湯は、「秋元温泉」のお湯に似た、不思議な粘土っぽい硫黄臭の
するもの。
秋元温泉のお湯より、こちらの方が若干濃く感じました。
浴槽内の温度は44度で、結構熱め。そのうえ、食塩を多量に含むとても濃い
お湯の為、5分ほど入っていたら完全にバテてしまい、その後はずっと浴槽の
脇でトドになっていました。

お湯の質は・・・ 濃いお湯ばかりの湯ノ沢に3箇所連続で入って
しまい、正直あまり分からないのですが、少々ベタベタする感じのお湯です。
熱さと濃さのダブルパンチで、大量に汗をかくため、ダイエットには良さそうです。
浴槽の床には、温泉成分の析出がびっしりこびり付いており、一面が
真っ白になっていました。
あふれ出たお湯が常に流れている箇所があり、その部分だけは川の
ようになっていて、析出が少なくなっています。

トドになりながら、寝たままかけ湯をしたりして楽しんだのですが、
なかなか気持ちよかったです。独特な硫黄臭最高!!!

その後、湯上りの彼女と合流。彼女は、第一と第二の女性専用風呂、両方とも入りました。
「第一の方はどんな感じだった?」と聞くと、
「湯ノ沢山荘みたいな感じだったけど、疲れていてあまり覚えていない。」との事でした。
この時の時刻は、8時45分。あと15分ほど待てば、第一浴場は混浴になるのですが、体力的に
無理があった為、この日は入らずに帰る事にしました。
次回来るときのお楽しみです。

3軒程度の連続入浴であれば、普段から慣れている筈なのですが、湯ノ沢のお湯はどこも
強烈で、一度に全部入ったら、とてつもなく疲れました。
また青森に来る機会があれば、今度は是非とも宿泊して、ゆっくり時間をかけてお湯を
堪能したいと思いました。


帰り際、受付のお婆ちゃんに
「ありがとうございました〜」
と言って宿を出ようとすると、お婆ちゃん、わざわざ玄関まで来てくれて、
「こちらこそ、ありがとうございました」「お気をつけてお帰りください」
と、とても丁寧にお見送りしてくれました。



2006年 5月 3日  宿泊

1年前に入ったお湯の素晴らしさを忘れることが出来ず・・・
と言うか、再訪したい禁断症状が続き、いてもたってもいられずに再訪。
今回は贅沢に宿泊です。
ウーン、とにかく最高。これ以外の言葉思いつかない。
ただ、少し残念なのが、次回の楽しみとして取っておいた第一浴場ですが、以前までは
食塩泉だけだったのに、今回来たら第二浴場で使われている硫黄泉とブレンドになって
いました。これはかなりショックです。
混じり気無しの食塩泉に入るのを楽しみにしていたのに・・・
気持ち的には、★5つ(と言うか、5.5くらい)なのですが、あまりにもショックが大きかった
ので、評価は据え置きました。
でも、やっぱ泊まって大正解。良いものは矢張り良いのです。
ただ、6900円と聞いていた宿泊費ですが、私の時は8500円もしました。
ゴールデンウィークだからかな???


部屋に入ったら布団が既に↑な状態

晩御飯の様子。質素です。

念願の第一浴場だけど・・・