蔦温泉 旅 館(蔦鉛温泉)
★★★★
4.0
http://www.thuta.co.jp/
最終入湯日 : 2007-11/10
訪れた回数 : 2回

場 所
青森県上北郡十和田湖町奥瀬字蔦野湯1
泉質
ナトリウム−硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉
風呂の種類
男女別内湯 ・ 男女入れ替え内湯
電話
0176-74-2311
料金
入浴 : 400円

  - 蔦温泉 -

八甲田山麓の中腹にある一軒宿です。
開湯は定かではありませんが、久安3年(1147年)の文献にも
出てくる、とても歴史がある温泉です。
鄙びた建物と足元湧出の湯船で有名な、青森を代表する
温泉の一つです。





足元自噴の浴槽で有名な、「蔦温泉旅館」に入浴をしてまいりました。

外観はなかなか趣のある「和風温泉」といった佇まい。
それも、近代的なモダン和風という風情では無く、長い歴史を感じさせる、本当の意味での純和風と
言った佇まいです。
折りしもゴールデンウィーク真っ只中の慌しい時期、既に多くの人が日帰りで利用しに来ていました。

館内は、外観からは想像も付かないくらい、小奇麗にされています。
もっとボロボロかと思いきや、案外新しいので、ちょっと拍子抜けな感じもします。
しかし、館内の至るところに、蔦温泉の歴史が紹介されており、これらを読んでいるだけでもなかなか
楽しいです。

さて、最初に入ったのが、玄関すぐ傍にある「久安の湯」です。
蔦温泉が登場する一番古い文献が、久安3年(1147年)だった事から付けられた名前だと思われますが、
この浴室自体は、平成2年に改築された、そんなに古いものではありません。
もし久安時代に作られた湯船がそのまま残っていたら、、、 有り得ない話ですが、是非とも入って
見たいものです。
ちなみにこの久安の湯、時間によって男女入れ替えなのですが、女性時間は午前0時から午前8時まで
だそうです。つまり、真夜中か早朝しか使えません。
もうちょっと気の利かせた時間にしてあげれば良いのに・・・
いずれにせよ、女性が利用するのであれば、泊まらなければなりませんね。

久安の湯は、内湯のみで、大きめな湯船と簡単な洗い場があるだけのものです。
お湯は無色透明で、あまり特徴を感じない優しいお湯です。湯船の底から絶えず新鮮なお湯が沸き続け、
もったいない程にザァザァ捨てられています。
お湯そのものの匂いではありませんが、青森ヒバの香りが心地良かったです。

次に入ったのが、「泉響の湯」で、こちらはちゃんと男女別内湯になっています。
ちなみに、以前は男女別の仕切りが無い、混浴の大浴場だったそうです。
こちらも、久安の湯と同じく、足元から自噴する透明なお湯が並々と満たされていました。
浴室は青森ヒバで造られ、風情は抜群。蔦温泉の歴史を感じながら入浴をする事が出来ました。


ただ、一つ残念な事・・・
これは、何も蔦温泉が悪い訳ではありませんが、乳幼児が矢鱈多かった事!
男湯でも2人程の赤ちゃんがいましたが、女湯にはナント、6〜7人の乳幼児がいたそうです。
私達が入ったタイミングが悪かったとしか言い様がありませんが、首の据わらない、自分で
排泄行為すらコントロール出来ない赤ん坊を温泉に連れてくるなんて・・・
親は一体何を考えているのでしょう? 非常識にも程があります。
それを止めずに、受け入れてしまった旅館側も、「一体何考えてるんだ!?」 という気にさせられます。
繁忙期だから、多少の事には目を瞑らなければならないと思いますが・・・
幾らなんでも、オシメが取れていない赤ん坊を風呂場で見るのは不快です。

そんなワケで、評価は少し低めです。
出来れば、もう少し人が少ない時に再訪し、改めて蔦温泉の良さを確認に行きたいところです。



2007年 11月 11日 − 再訪

久しぶりに再訪しました。
前回訪れた際は、乳幼児が多すぎて、何だかあまり良い思い出が無かったのです。
でも、足元自噴で悪い筈が無い! と言う事で、再度確認すべく、行って参りました。

相変わらず風情がある佇まいでGoodです。訪れたのは少し遅い時間と言う事もあり、
今回は子供に悩まされる事はありませんでした。

まずは泉響の湯。うーん、お見事!
造りは新しいですが、風情良く出来ており、好感が持てます。
お湯は勿論足元自噴。ところどころに気泡がポコポコと上がる箇所があり、それを背中で
受け止めながら入っていると、時間が経つのを忘れてしまいそうになります。
お湯自体はそれほど特徴を感じないものですが、柔らかくて入りやすい!

続いて、久安の湯。
浴室の造りは泉響の湯よりはるかに渋くて、趣があります。
こちらも足元自噴。湯底からお湯が気泡と共に上がってきます。
いやぁ・・・ コッチモ良い!泉響の湯に比べると1度くらいお湯の温度が高い気がします。
と言うか、以前来た時よりも体感少し温度が高いような・・・
これでちょうど適温くらいですけどね。
こんこんと沸き続けるお湯を愛でながら、心地の良いひと時を過ごしました。

再訪して改めて評価してみると、とても良いお湯でした!
いつの日か宿泊で利用してみたいです。