
↑一人ぼっち。広間が実際以上に広く感じます

↑結構豪華? ラップ剥がすのが大変でした

↑マンガ盛りです。ハッキリ言って食いにくい
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急いで部屋に荷物をまとめ、フロントのオジ
サンに一声かけて、そそくさと
大広間へ向かうと、あったあった、私の到着を待ちわびていた晩御飯。
遅かったせいか、丁寧に一つ一つのお皿にラップが掛かってます。
他のお客さんは既に食事を済ませたらしく、大広間に私の分だけがポツンと
残されていました。
さて、座布団に腰掛け、「早速ビールでも頼むかな・・・」と思い、待つ事3分。
注文を聞いてくれる筈の給仕さんが来てくれません。
フロントに戻り、「あの、晩御飯ですが・・・」と聞くが、「どうぞどうぞ」と言われ
るばかり。
つまりこれは、勝手に食えと言う事なんだろうか。
仕方がないので、自販機で缶ビールを買い、手酌でコップに注ぎ、料理に掛け
られたラップをピリピリと剥がす。固形燃料を使って暖める鍋があったので、
これも自分でマッチを擦って火をつける。
そんな事をしている間に時間が過ぎていくのだが、やっぱり誰も来ない。
うーん、侘しい。
ふと後ろを振り返ったら、電気釜があり、中にはたんまりとご飯が入っていました。
これも自分でよそえって事だな?
うーん、何だか民宿みたいな対応だなぁ。
大広間に、ポツンと私一人、自分で飯をよそって、手酌で缶ビールを飲んでいる。
ココ旅館だよな? 青森まで来て何してるんだ、俺?
そんな事を考えていたら、侘しさを通り越し、何だか愉快になってきてしまいました。
あまりに愉快なので、ごはんをマンガ盛りにしてみる。
おー、グレイト!
寂しい食卓に咲いた一輪の花。雄々しく盛られた姿を見ると、何だかホッと
心癒されるのです。思わず記念撮影。
でも、誰かに見られたら恥ずかしいので、一気に食す。
楽しさと寂しさが入り混じった、複雑な感情が芽生えました。
うむ、何だかワカランが飯が美味いぞ!
気が付いたらおなか一杯になっていました。
せめて「ごちそうさま」くらいは言おうと思い、フロントへ行くが、誰もいませんでした。 |