妙の湯旅館 乳 頭温泉
★★★ 3.5
http://www.taenoyu.com/
最終入湯日 : 2006-8/21
訪れた回数 : 1回

場 所
秋田県仙北市田沢湖生保内字駒ヶ岳2-1
電 話 0187-46-2740
風 呂の種類
男女別内湯 ・ 露天 ・ 混浴露天
料 金
700円
営 業時間
10:00 - 15:00





飲 泉
循 環
塩 素
加 温
加 水





 
酸性-マグネシウム・カルシウ ム-硫酸塩泉
(金の湯/湯本) 56.3度 / ph2.52 / 42L
Ca++ 83.1 / Mg++ = 42 / SO4-- = 608.7
HSO4- = 61.9 / H2SiO3 = 195.1 / CO2 = 210.1
成分総計 = 1291mg

単純温泉
(銀の湯/妙乃湯) 37.2度 / ph6.5 / 200L
Na+ = 26.9 / Ca++ = 21 / SO4-- = 38.1
HCO3- = 130.2 / H2SiO3 = 91.1 / CO2 = 19
成分総計 = 317.7mg






乳頭温泉でも鶴の湯に次いでマスコミ露出の高い(と、個人的に思っている)、妙の湯旅館
に行って参りました。
休暇村と大釜温泉の間の県道沿いにあり、迷うこと無くすぐに辿り着けます。
高級路線なお宿らしく、内外装共にとても綺麗な造りをしていました。
ダウンライトを多様したお洒落な玄関先では、お香が炊かれており、クラシカルな音楽まで
流れています。
別に悪いことでは無いのですが、伊豆とか熱海なんかにありそうな、都会のお客さんをターゲット
にした高級旅館ってイメージです。秘湯で有名な乳頭温泉には、似つかわしくない雰囲気があり
ます。女性ウケが良さそうな感じですね。
受付の接客応対もとても丁寧で、手馴れている様子でした。
入浴料は、乳頭温泉の中では一番高い、700円です。ハンドタオル付きだと1000円だそうな。
お風呂は雰囲気の良い廊下を少し歩いた、館内奥にありました。

お風呂の造りもとてもお洒落です。
まずは内湯。パーテーションに区切られた洗い場数人分と、無色透明の
お湯が張られた湯船が一つあります。
こちらのお湯は単純泉で、肌触り柔らかいお湯が掛け流されていました。
個性の強いお湯が目立つ乳頭温泉においては、あっけないほどに普通の
印象です。
無味無臭ですが、癖が無いので入り心地が良いです。温泉に慣れていない
女性には有り難いかも知れません。
こちらの源泉は、お湯の色から「銀の湯」と名付けられているみたいですね。

続いて露天風呂。内湯と隣り合っており、壁 などの仕切りが一切ありません。
内湯の延長とでも言うべきか、そもそも内湯自体が露天風呂と言うべきか・・・
広い湯船には黄土色のお湯が張られていました。
お湯の色から「金の湯」と名付けられています。
浴槽の一部には背もたれと枕があり、寝湯としても使う事が出来るみたいです。
こちらのお湯は、サラサラした肌触りがある泥湯になっています。浴槽の
下には気持ちが悪い程の泥湯花が沈殿していました。
土類臭と酸っぱい臭いがするお湯で、口に含むと酸味と鉄味を感じます。
お湯から上がると、皮膚に細かい泥湯花が付着したのか、ボディビルの
オイルを塗ったようにテカテカと艶が出ました。


 


露天風呂の先には、混浴の露天風呂も用意されています。
平日効果か、なんと、誰一人居ません。
(途中からオジサン入って来たけど)

こちらには先ほど紹介した、金の湯と、銀の湯の2種類の浴槽がありました。
どちらのお湯も、内湯で入った時と同じ印象ですが、浴槽の大きさが若干
小さい分、鮮度が僅かながら良いような印象です。
特筆すべきは、開放感と眺めの良さでしょうか。目の前が川で、コンクリートで
埋められた人工の物ですが、滝を見ながら入る事が出来ます。
なかなか雰囲気が良く、これはこれで悪くありません。

しかし、乳頭温泉まで来て、コンクリートの滝を見てもなぁ・・・
なんと言うか、やっぱりお宿のセンスが都会の女性をターゲットにしている
ように見受けられてなりません。
別に、それはそれで悪いことではありませんが、ちょっとシックリ来な
かったりします。
ま、個人の感じ方の問題ですので、それをどうこう言うのもお門違い
ですけれどもね。^^;

お湯良し、接客良し、宿の雰囲気良し。聞けば、夕食にフレンチが出たりするそうです。
温泉の事をあまり知らないジョシコーセーやOLに「乳頭でどこがオススメぇ?」って聞かれたら、
まっさきに推薦するであろう旅館です。
ただ、嗜好の基準が湯治宿の私には、どうも・・・ な気がします。
立ち寄る分には全然関係ない事ではありますけどね。
とても印象的な一湯でした。