黒湯温泉 乳 頭温泉
★★★★★ 5.0

最終入湯日 : 2009-5/10
訪れた回数 : 2回

場 所
秋田県仙北市田沢湖生保内字黒湯沢2-1
電 話 0187-46-2214
風 呂の種類
男女別内湯 ・ 女性露天 ・ 混浴内露天 ・ 打たせ
料 金
500円
営 業時間
7:00 - 18:00





飲 泉
循 環
塩 素
加 温
加 水





 
弱酸性硫化水素泉
(黒湯上) 43.1度 / ph4.2 / 自然湧出






乳頭温泉郷でもお湯の良さに定評がある黒湯温泉に行って参りました。
この直前に訪れた孫六温泉から歩いておよそ5分程度の所にあります。
山間に母屋や宿泊棟、湯小屋など数軒の建物が点在しており、孫六温泉ほどでは
ありませんが、秘湯としての風情が非常に良い、趣のある造りをした旅館です。
ちなみに、冬は乳頭温泉郷にある旅館としては唯一冬季閉鎖するそうです。
うーん、雪景色に染まる黒湯温泉、是非見てみたいのですが、残念です・・・

まずは受付を済ませ、最初に向かったのは混浴露天風呂です。
混浴露天風呂は受付に向かって右側、すぐ隣にあります。
趣のある東屋で、秘湯の雰囲気にマッチした造りをしていました。
案内板には露天風呂とありましたが、内湯と打たせ湯もあります。
事前に聞いていた話では、人気があるため、とても混んでいるとの事でしたが、なんと、
私が利用した時は誰一人として入浴客が居ない状態です。
まさに奇跡的としか言いようが無く、誰もいない浴室の写真を撮りまくってしまいました。
ついでに、紅鮭も入浴する事が出来た次第です。ラッキー!!!

さて、その混浴湯小屋。入ってすぐの所に脱 衣スペースがあり、衝立一枚で
内湯に繋がっています。
簡単な洗い場もありますが、基本的に湯船が一つあるだけの、とてもシンプル
なものです。4〜5人ゆったりと入る事が出来る浴槽には青白く濁るお湯が
張られていました。
少々熱めですが、とても濃い硫黄臭がする、入り心地が気持ち良いものです。
湯口からは熱い源泉が静かに注がれていました。湯口に鼻先を突きつけて
臭いを嗅いでみたところ、仰け反るほどの強烈な硫黄臭がするもので、とても
新鮮である事が分かります。
口に含んでみたところ、僅かに酸味を感じるとても苦いものでした。

まさに、私が理想とする硫黄泉と言っても過言ではありません。とても心地
よく、出たり入ったりしながら至福の一時を過ごしました。


続い入ったのは、内湯からそのまま裸で移動 できるところにある露天風呂です。
露天とはいえ、屋根がついています。
と言うか、内湯に関しても、ドアが開けっ放しになっていると、外から丸見えな
状態です。
「内湯 = 壁がある」「露天 = 壁が無い」程度の違いしか無い気もします。

こちらにも青く白濁するお湯が張られていました。
内湯と同じく、入り心地が良い硫黄臭の漂うお湯です。内湯に比べると
少し温めで、湯上りにサッと汗が引き、サラサラする湯切れがとても良い
お湯です。
白樺の木を組み合わせたような湯屋の風情が素晴らしく、気持ちよく入浴が
出来ました。
細かいところで苦言を呈するならば、加水されている事が残念です。
お湯の質だけで言えば、内湯の方に軍配をあげたいと思いました。


更に、打たせ湯のコーナーまであります。
こちらも内湯と繋がっており、屋根があって壁が無い、露天のような造りを
しています。露天から打たせ湯に直接行くことは出来ず、一度内湯を経由
する必要があります。
こちらには打たせ湯が2本ありました。
温めのお湯がドボドボと落ちてきています。
湯船が無いので、こちらは完全に打たせ湯のみで、湯船はありません。
お湯は勿論温泉ですが、少し温めで、硫黄臭も控えめな印象でした。
恐らく加水していると思われます。


↑ 混浴内湯 ・ 別アングルから

↑ 混浴露天 ・ 別アングルから

↑ 離れの湯小屋隣にある湯畑



一通り混浴の浴場を堪能した後、離れにある内湯へと向かいました。
混浴湯小屋から出て、宿泊棟のような建物の間を抜けると、最初に目に
飛び込んできたのは湯畑です。
湯溜まりが柵に覆われており、お湯がどんどんと沸いているらしく、湯気が
昇っていました。
周辺は硫黄臭に包まれていて、とても良い感じです。
う〜ん、素晴らしい!
その湯畑から10メートル程度はなれた所に、共同浴場のような湯小屋が
ありました。

さて、こちらのお風呂ですが、男女別で、内 湯のみです。
混浴のものに比べると、ちょっとシンプルすぎるような気もしますが、木造の
湯小屋はとても風情があってロケーションにとてもマッチしています。
中はとても広々としており、脱衣所と浴室が一体型の、ほんと、共同浴場
そのまんまって感じの造りをしていました。

浴室には広い湯船が一つあります。
湯畑で湧いたお湯が使われていると思われ、薄く白濁するお湯は張られて
いました。
肝心のお湯の印象ですが、ほぼ適温で、肌にピリッとくる酸性のお湯です。
お湯からはほんわか硫黄臭が漂っていました。
悪くないお湯なのですが・・・ 期待した程濃くはありません。少なくとも、事前に
入った混浴湯小屋に引かれているものの方が力強く感じます。
これはきっと、源泉から近くいため、湯温が高く、加水されてしまっている
からかも知れません。もしくは別源泉かな・・・?
ちょっと物足りない気もしましたが、これ単体で考えるととても良いお湯です。
湯小屋の風情も申し分なく、何だかんだと言いながら、結構な時間を費やし
てしまいました。
ちなみに、この湯小屋の隣に、混浴?の、とても小さな打たせ湯があったの
ですが、内部を見学するだけで利用しませんでした・・・
白濁のお湯でしたので、同じ源泉が使用されているものと思われます。

 



秘湯の風情と、良質なお湯、両方を兼ね備えた、とても贅沢なお宿です。
ココは是非とも宿泊してお湯を一晩中堪能してみたいものです。
再訪必至の名湯!
乳頭温泉、人気が高い理由が身に沁みて良くわかる一湯でした。



2009年 5月 10日 − 再訪

以前訪れて、凄く印象が良かった黒湯温泉。孫六温泉に宿泊したついでに、
朝風呂を頂きにあがりました。
いやぁ、記憶していた通りの、素晴らしいお湯です。風情も変わっておらず、
初めて訪れた際の感動がそのまま蘇ります。
ココはやっぱり良い所だと、改めて認識しました。
今回は孫六に宿泊したので、黒湯温泉に泊まる!と言う、次回の目的が出来ま
した。

それにしても、この一帯は、孫六と黒湯をはじめ、鶴の湯、民宿ルーム、
駒ヶ岳温泉など、レベルが高い所が目白押しです。
今後何度来ても、当分飽きる事が無さそうです!


↑混浴内湯。奥の打たせ 湯は止まっていた

↑混浴内湯の湯口。加水 で温度調整

↑混浴露天風呂。風情が 良いです

↑混浴露天を別アングル から

↑離れにある男女別浴場 の内湯

↑男女別浴場には露天風 呂が出来ていました