温泉保養センターは まなす 金浦町温泉
★★★★ 4.5
http://www.chokai.ne.jp/onsenn/
最終入湯日 : 2006-8/12
訪れた回数 : 1回

場 所
秋田県にかほ市金浦中谷地20-1
電 話 0184-38-2246
風 呂の種類
男女別内湯 ・ 露天 ・ ジャグジー ・ 打たせ、等
料 金
300円
営 業時間
7:00 - 21:00





飲 泉
循 環
塩 素
加 温
加 水





 
ナトリウム-塩化物強塩泉
(第1号泉) 52.4度
全浴槽にブレンドされて使 用?

ナトリウム-塩化物強塩泉
(第2号泉) 43.6度 / 400L / 自噴
Na+ = 7158 / K+ = 404.8 / NH4+ = 56.3 / Mg++ = 25.7
Ca++ = 72.1 / Cl- = 10580 / Br- = 31.6 / I- = 36.5
HCO3- = 1807 / H2SiO3 = 93.7 / HBO2 = 284.1
CO2 = 198.4 / 成分総計 = 20741.6mg
打たせ、露天、小浴槽にて使 用

ナトリウム-塩化物強塩泉
(第3号泉・はまなす3号井) 43.1度 / 320L
Na+ = 7835 / K+ = 359.7 / NH4+ = 75.9 / Mg++ = 71.9
Ca++ = 150.8 / Cl- = 12610 / Br- = 68 / I- = 49.3
HCO3- = 1045 / H2SiO3 = 119.1 / HBO2 = 331.5
CO2 = 172.5 / 成分総計 = 22911.9mg
大浴槽にて使用





国道7号線の海沿いにある巨大なセンター系入浴施設です。
とても広々とした駐車場と、立派な外観。宿泊も出来るみたいですね。
私が最も苦手とするタイプの施設なのですが、実はここ、お湯が非常に良いと言う話でした
ので行って参りました。
内部はとても使い勝手よく、いかにもセンター系という充実した施設になっています。
食堂やラウンジのほかに、大小広間がありました。

お風呂は男女別それぞれに内湯と露天があります。
まずは内湯。浴室入ってすぐの所にかけ湯と打たせ湯があります。
それらを横目で流しながら、その奥にある浴槽へ向かう。
内湯には浴槽が2つあり、入って左手側がとても広々とした、30人以上ゆったり入れる
であろう大きな湯船、右手側がジャグジーされている、10人程度は入れそうな小さな
湯船になっていました。

まずは左手側の浴槽。こちらには琥珀色に 濁ったお湯が張られています。
湯口からはドボドボとお湯が注がれていました。注がれているお湯と同じ分
だけ流れさっていますので、恐らく掛け流しか、循環一部放流と言う使われ
方だと思います。
早速湯口傍に陣取る。入って最初に驚いたのが、お湯の中に浮遊している
気泡の多さです。お湯自体は結構透明度が高いのですが、きめの細かい
気泡のせいで濁って見えるほどです。
不思議な事に、体に付着する泡はそれほどではないのですが、お湯の
表面が泡立つ程で、お湯が新鮮である事が伺えます。
臭いは微モール臭と金気臭がするもので、湯口のお湯を口に含むと苦味と
強い塩分を感じました。
肌触りもツルツルするもので、入り応えがあり、これはとても気に入りました。

次に、右手側のジャグジー浴槽。
こちらも琥珀色をした綺麗なお湯です。異なる源泉を使用しているのか、
金気臭とモール臭の他に、鉱物系のアブラ臭と臭素臭もも感知出来ます。
泡付きに関しては、恐らく多少はあるのではと思われるのですが、ジャグジー
されている為にいまひとつ確認が出来ません。
温度は若干温めですが、お湯がたえず動いているので、入っていると
どんどん体力を奪われます。
湯口のお湯を口に含むと、こちらも同じく強い塩分と苦味を感じました。


続いて露天風呂。こちらには湯船が一つある だけです。
庭園風になっており、ベンチに座って涼むことも出来ます。
お湯は茶褐色で透明のものが張られていました。お湯の見え方が内湯と
少し異なっていたのですが、恐らく同じもので、光加減によるものなのかも
知れませんね。
こちらのお湯はも同じくモール臭と金気臭がするものですが、湯口付近で
嗅いだ限りではアブラ臭が非常に強く、内湯のものとはまた違った印象です。
源泉は1号と2号の混合と思われ、内湯小浴槽と同じなのですが、使い方
かブレンド率が違うのかも知れません。内湯のものよりも少し濃いような
印象で、ずっしりと重い感じです。
同じく塩分を多量に含んでおり、体中から搾り取られるように汗を書きました。
口に含んだ印象は、強い塩分と苦味があり、それ以外にもアブラの香りが
鼻先を抜けていきました。なんとも個性的で力強いお湯です。

いやぁ・・・ それにしても凄い。
こんな、見た目から敬遠したくなるようなセンター系施設で、これほどまでに素晴らしい
お湯にめぐり合えるとは、思ってもみない事でした。
嬉しい誤算で大満足です。

・・・で、一通り幸せになった所で、さて帰 ろうかと脱衣所に向かう途中、
先ほど素通りしたかけ湯を発見しました。
そういえばコッチはどうなんだろうと、何の気無しに立ち寄ってお湯を
かぶってみたところ・・・
物凄い強烈なアブラ臭がするではありませんかっ!
まさか、こんな所にまでサプライズがあるとは想像すらしていませんでした。
危うく確認もしないままに帰ってしまうところでした。
少し温めのお湯は、恐らく源泉そのままで一切手を加えられていないものと
思われます。金気臭がするのは浴槽内のお湯と共通ですが、それをかき
消してしまうほどの強烈な揮発系アブラ臭がするのです。
青森のあすなろ温泉のお湯を彷彿とさせるような物凄い臭いを発するもの
で、それと比べても全く遜色がありません。
正直ぶったまげました。凄すぎます!
肌触りも一段とよく、とてもツルツルします。口に含むと、アブラ臭、苦味、
強烈な塩分を感じます。恐らく35度前後と思われるお湯ですが、成分が
濃いため、幾らかけ湯しても全然体が冷えないばかりか、かえって余計に
汗を掻いてしまうほどです。
すぐ脇で、私の友人が「このかけ湯浴槽に入りたい!」と興奮していました。
冗談なのか本気なのか分かりませんが、マナーに反することですので、
勿論静止しましたが、その気持ち、痛いほどに分かります。
このお湯が張られている浴槽があったならば・・・ どんなに素晴らしかった
事でしょうか。
何度もかけ湯をしてから浴室を後にしました。





いやぁ・・・
こんなに立派なセンター系の施設でこれほどまでに素晴らしいお湯が待っていようとは、
一体誰が想像できたことでしょうか。
見た目だけでネガティブな印象を持ってしまったこの施設に、手をついて誤りたいような
気分です。
実に素晴らしいですね!
宿泊も出来るそうで、今度来るときは泊まりで利用してみようかとまで考えてしまいました。
もっとも、滅多に来れない秋田ですので、その機会が訪れるかは不明ですが・・・
少なくとも、近くを訪れる際は素通りする事が出来ない一湯となった事だけは確かです。

激しくオススメの一湯です。
訪れる際は、かけ湯も忘れずにご堪能下さい。



PS.

かけ湯であまりにも興奮しすぎたため、打たせ湯の方を確認する事をついつい忘れて
しまいました。(笑)
次回訪れる際の課題です。
ま、楽しみが持ち越されたと言う事で、それはそれで良かったかななんて思っています
けれどもね。