奥々八九郎温泉 奥 々八九郎温泉
評価不能

最終入湯日 : 2006-8/20
訪れた回数 : 1回

場 所
秋田県鹿角郡小坂町某所
電 話 無し
風 呂の種類
野湯 混浴浴槽が複数箇所
料 金
無料
営 業時間
24時間





飲 泉
循 環
塩 素
加 温
加 水





 
炭酸水素塩泉?
天然湧出 足元自噴





秋田県の山中に湧く、余りにも有名な野湯です。
その存在を知ってから、常々行きたいと思っていた所ですが、場所がいまいち分からな
かった事と、そもそも秋田県なんて遠すぎる事から、訪れる事が出来ないでいました。
今回は青森在住のT-Kさんに連れて行っていただき、念願の入浴を果たす。万歳!
T-Kさん、いつもいつも、本当にありがとうございます。この場をお借りしてお礼!

さて、この奥々八九郎温泉、前述の通り、山の中にあります。
この季節の東北はアブが沢山発生するのですが、山の中となるとなお更の事。
「アブが多すぎて入れないよ」と聞かされていたのですが、折角近くまで来たので、とりあ
えず「見るだけね」という事で行ってみることにしました。

舗装された道路からはずれ、ダート道を走る ことおよそ2km。期待と
路面の凹凸で胸と体全体を躍らせながら待つこと数分、夢にまで
見た奥々八九郎温泉が遂に現れました!
ダート道のすぐ脇と言う、非常にアクセスが良い場所に湧いているのです。
今まで何度も写真で見たことがある光景が目の前に広がっています。
感無量!
しかし、それと同時に、アブが大量に車を取り囲みました。その数、1匹や
2匹ではありません。言葉通りに「大量」なのです。
でも、折角来たのだから、車の中から眺めているだけではツマラナイので、
タオルを振り回しながら外に出てみました。

で、間近に見る奥々八九郎温泉。想像通りに 素晴らしいものです。
物凄い気泡とともに、お湯が絶え間なくボコボコと大量に自噴しています。
まさに天然のジャグジー! ありきたりな言葉ですが、「凄い!」としか
表現出来ません。
この光景を目の当たりにして、テンションが上がらない筈がありません。
「ワハハハ・・・!」「うおぉー! ナンダコリャー!!!」と、何故か大爆笑!
大騒ぎしながらタオルを振り回している姿はアホそのものです。

手をお湯に浸けて確認してみたところ、ちょっと熱めの適温でした。
「入りたいな〜」「でもアブ沢山だしな〜」「見るだけって約束だったし・・・」
と、お湯をただ眺めるだけの私。
すると、神の一声とでも言いましょうか、一緒に来ていた山形の友人が
「入りたい!」と言い出しました。
恐る恐るT-Kさんを見ると、「車の中で待っているよ」との事。それって入浴
OKって事だよね!?
「ワーイ!」と大喜びし、タオルを振り回しながら、物凄い勢いで服を脱ぎ、
お湯に飛び込みました。



お湯は、ほんのり赤錆色に濁ったもので、写 真で見て頂いても分かる
とおり、地中から大量に自噴しています。湧出ポイントに腰を沈めると、
自噴する気泡でお尻が浮き上がる程です。
お湯からは強い金気臭と土類臭、炭酸臭がし、気泡からはガスのような
アブラ臭に似た臭いが漂います。
少し熱めにも感じますが、炭酸成分が多いのか、お湯から上がるとサッと
汗が引くような清涼感があります。
もっとも、アブが大量に飛び交っている中での入浴でしたので、お湯から
出て涼む事が出来ないのが難点。
お湯を口に含むと、金気味とダシ味、塩分を感じました。
お湯自体は他所でもありそうなものですが、とにかく、地中からの湯量と、
爆発するように噴出してくる気泡が素晴らしいです。

こんなモノが世の中にあるとは・・・ 天然記念物級です。
今まで色々な足元自噴浴槽に入ってきましたが、ここと比較をしてしまうと、失礼ながら、
他所のものがとてつもなくショボく感じてしまいます。
これほどまでに勢いが良いのはありませんでした。
入浴中もテンションは上がりっぱなしで、ずーっと大爆笑していました。

湯上りは体をゆっくり拭く暇も無く、即効で服を着を着ます。
隙を見せるとアブが足などに3匹くらい同時に止まります。なので、常に動きまわっている
必要があり、落ち着かない事この上なし。

服を着たら、とにかく車に向かって猛ダッシュ。良く見たら、シャツを裏表逆に着ていたの
ですが、着替えなおしている暇なんてありません!

でも、素晴らしいお湯に入れたってだけで、アブに刺される痛みなんて耐えられるワケです。
車を降りてから、服を脱ぎ、お湯に浸かり、服を着て、再び車に戻るまでの間、何故か爆笑
しっぱなし。事情を知らない人が傍から見たら、どう考えても奇人と思われたでしょう。
浴後は妙に疲れたのですが、これは、お湯のせいではなく、爆笑疲れだな、きっと。(笑)


夢にまで見ていた奥々八九郎温泉。念願叶って入浴出来て大感動でした。
野湯につき評価が出来ないのですが、もしつけるとなれば、文句無しに★5つです。
ちなみに、同行した紅鮭はアブのせいと、混浴と言う造りのため、断念して貰いました。
代わりにとは言ってはなんですが、その後紅鮭はふもとにある「八九郎温泉」に立ち寄りました。
私は「八九郎温泉」は時間の都合上パスした訳ですが・・・
次回はアブの居ない時期に再訪し、奥々八九郎温泉とあわせてそちらにも入ってみたいものです。

言葉では語りつくせない程に素晴らしい一湯でした!